* Kaleidoscop *

NATURA CLASSICA*結末*その1

by Mari K

ナチュラクラシカというカメラが大のお気に入り。
すでに製造中止になり、再生産を嘆願する署名運動まで起きたコンパクトフィルムカメラ。
軟調な写りがとても気に入っていて、多少の歪みとかピントの甘さなんてどうでも良くなるくらい
このフィルムでしか撮れない写真を作り出すのです。
ちゃんとした普通のカメラであったが、トイカメラファンからは絶大な支持を得ていました。

普段から予備機としてどこにでも持ち歩いていて。
旅行にも必ず持って行くほどでした。
何しろ、写ルンです感覚でパシャパシャ撮れるし、露出も変えられるし。
ISO800以上でDXコード付きのフィルムならば、NPモードが働いてストロボを使わなくてもちょっとくらいの暗さならば、画は粗いがしっかり撮れてしまう。
ナチュラ1600を入れたなら、祭りの灯りなどで外光がある程度確保されていれば、
とても綺麗に撮れるのです。

半年前くらいから、ズームして使った後に電源を切ると、戻らなくなってきていた。
そろそろ、寿命だろうなとは思っていたが、何しろ中古でも高騰していて、とてもではないが買えたものではない。
それでも、探してはいたが、なかなか手が出ないでいました。



なんとなくフィルム送りと電源スイッチが入りにくくなってるなと感じたある日
いつものように撮り終えたのだが、いつまでたっても自動で巻き上がらない。
シャッターはなんだか切れるので、もしや?装填ミスかなともおもったが、
ミスればエラーになるのでこのカメラでそれはありえない。

しばらくして、シャッターも切れなくなったが、自動でやはり巻き上がらない。
電源は入っている。
嫌な予感がしたのだが、ダークバックを持っていなくてどうしたものかと。(今は持っているけどね)

開けてみたら、綺麗にフィルムがパトローネから離れて、全く巻き戻されていない状態では入っていた。

ダークバックがないので、冬のダウンを使って、やっつけのダークバック状にし、その中でパトローネに写真用のグローブをはめて手で巻き込んで行った。

その後、電池を変えて新しいフィルムを入れても同じ状態だった。
絶望的、ご臨終状態です。

ショックだったけれど、まずはフィルムが何枚か生きていてほしいなと思ったので、
いつもお世話になっているお店に、事情を話して現像に出してみることにしました。



そして、戻ってきた写真は感光してしまってダメなものもあったが、フィルムがまた特殊なものを入れていたので、好きな感じで仕上がってきたのだった。

意外感満載の写真たちから、まずは2枚。

NATURA CLASSICA

Rollei Digibase CN 200 PRO


この、カメラとフィルムとの黄金コンビが最後の最後にとてもいいプレゼントを残してくれたのです。
じゃじゃ馬感満載のデジベースで、仕上がりの予測がつかないこのフィルムのおかげですね。

ただ、この写真の好き嫌いは見る人によりかなりあるでしょうけれど、
もともとクロスプロセス調の写真が大好物の私にしたら上出来だなあと。
暗いのはどんよりと曇っていたからなだけですが、それが良かったのかもしれないとおもえます。


さて、救済したフィルム写真は状態があまり良くないため、また後日アップできる状態にして
その後のナチュラの話とともに、載せていこうと思います。


余談ですが.......


goat使い出して、こう言ったことを語れるようになり、自分としてはテンションが上っています。
SNSで語っても、スマホに数行表示される文章しか読まれないことが本当に多くて。
書いていたことは読まれていないのだなと多々実感していたので、語るのをやめようとおもっていた
矢先でした。
もちろん、ここでも文章をスルーする方もいるでしょう。
でも、読んでみようと思って開いてくれた方がすっと読めてしまうような、書き手も最後まできっと読むに違いないと実感して書いていける作りなんですよね。読み手にも書き手にも丁度良い体裁というか。
書きながらもそんな安心感があって、素直に書きたいことが書けるのが嬉しい。
たくさんの方に読んでもらうことは、ツイッターやFBなどSNS内でのフォローワーさんの数もとても少ないので難しい現状ですが、何年か経ったあとでも紙の日記を開くように、ぱっと読見返せる
そんなブログでいてくれたら嬉しいなと期待しています。

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